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包茎のコラム医師監修による包茎についての記事

【医師監修】包茎(ほうけい)の治し方は?種類ごとの方法や手術の必要性について解説

はじめに

包茎(ほうけい)手術は何歳までに治療するべきなのだろうか?」「今すぐ包茎手術をした方がいいのだろうか」とお悩みではないでしょうか。「包茎手術を何歳までに治療するべきか」は分からないですよね。実は、包茎手術は年齢によって様子を見る段階と、今すぐ包茎手術を行うべき段階があります。また、包茎を何歳までに治療すれば良いか知っていると、現状の包茎が「安心できる状態」なのか、「危険な状態なのか」を知ることができます。
ということで今回は、包茎手術は何歳まで治療するべきか、また、包茎手術を受ける必要性についてご紹介いたします。

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包茎(ほうけい)の治し方は主に2つ

包茎の治し方には、主に包茎手術と包茎矯正の2つの方法があります。下記で具体的な治し方を解説します。

仮性包茎

包茎は手術によって治すことが可能です。施術にかかる時間は約30〜40分で、ほとんどの場合は日帰りで包茎手術を受けられます。

なお、包茎手術にはいくつか種類があり、費用や施術方法などがそれぞれ異なります。実際に施術を受ける際は、医師からの説明をよく聞いた上でメリット・デメリットを比較しながら手術方法を選ぶことが大切です。

矯正器具

包茎は、矯正器具で亀頭を露出した状態に固定する治し方もあります。矯正器具は下着に装着するタイプ、ペニスに直接装着するタイプなどさまざまな種類が存在し、基本的にはご自分で装着ができます。

ただし、包茎の矯正は器具を使って一時的に亀頭を露出しているだけなので、根本的な問題解決にはつながりません。また、器具を使用する際は十分注意する必要があります。

包茎の種類ごとに治す必要性を解説

包茎には症例によって「真性包茎(しんせいほうけい)」、「仮性包茎(かせいほうけい)」、「カントン包茎」の3つに分かれます。症例によって深刻さが変わってくるため、まずはあなたがどの包茎に該当するかの確認する必要があります。

ここでは自身の包茎が、先ほどご紹介しました「真性包茎」、「仮性包茎」、「カントン包茎」のどれに当てはまるのかを確認するために、3つの包茎について詳しくご紹介します。また、各症状に対して、包茎手術の必要性も一緒に解説します。

真性包茎

真性包茎(しんせいほうけい)

真性包茎とは、亀頭に被さっている包皮の口が極端に狭く、亀頭を露出させることがまったくできない状態の包茎のことです。勃起状態になっても包皮が剥けないため、性行為は非常に困難です。

さらに問題なのが、真性包茎は包皮の内側を洗うことができないため、衛生面での不安があります。例えば、大腸菌や黄色ブドウ球菌、カンジダ菌などの細菌が、亀頭や包皮に感染しやすくなり、皮膚炎の発症や異臭を発生させることがあります。また、亀頭や包皮で増殖した細菌が尿道内に入り、尿路感染症や膀胱炎になる場合もあるため、真性包茎は非常に危険な包茎だと考えられます。真性包茎は放置すると多くのリスクがありますので、早急に治療をする必要があるでしょう。

仮性包茎

仮性包茎(かせいほうけい)

仮性包茎とは、通常時は亀頭に包皮が被さっていますが、指で剥けば亀頭を簡単に露出させられる状態の包茎のことです。仮性包茎は、「勃起時は自然に亀頭が露出する人」や、「勃起時でも少しだけ包皮が被っている人」などの程度の違いはあります。

他の包茎と異なり、包皮を剥く際には痛みは伴いませんが、手を離すことで少しずつ元の状態(亀頭に包皮が覆いかぶさる状態)に戻るという特徴があります。それほど大きなリスクはありませんが、見た目を気にして包茎手術を受けられる方はたくさんいらっしゃいます。

また、通常時は亀頭が包皮に隠れるため、恥垢が溜まりやすく、不衛生になりやすいです。真性包茎ほどではありませんが、細菌感染のリスクがないわけではないため、パートナーを気遣い、手術をされる方も少なくはありません。

嵌頓包茎

嵌頓包茎(かんとんほうけい)

嵌頓(かんとん)とは、包皮を剥くと締め付けがあるタイプの包茎のことです。通常時は包皮を簡単に剥くことができますが、勃起時に包皮を剥こうとすると痛みが伴うため非常に痛々しい包茎になります。また、無理やり包皮を剥くと亀頭の根元が締め付けられ、放置していると包皮が戻らなくなり、水膨れのように腫れてしまうことがあります。カントン包茎の方は、なるべく速やかに治療する必要があるため、至急、病院やクリニックへ相談に行くことをおすすめします。

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包茎の原因・予防・治し方を種類ごとに解説

前述したように、包茎には「真性包茎」「仮性包茎」「カントン包茎」の3種類があります。ここでは、包茎の種類ごとに原因・予防・治療方法を解説します。

真性包茎

  • ・原因について
    包皮の口が非常に狭いために通常時も勃起時も包皮がまったくむけず亀頭を露出させられない状態を真性包茎といいます。この原因は、包皮の口が非常に狭いため陰茎の太さまで広がらないことや包皮と亀頭が癒着していることも考えられます。
  • ・予防について
    恥垢が溜まりやすく悪臭の原因になり、性病や亀頭包皮炎になるリスクも高まります。
  • ・治療について
    治療は余分な包皮を切除して亀頭を露出させる手術になります。亀頭と包皮が癒着している場合は、癒着を取り除く治療もおこなわれます。手術は局所麻酔をおこなうため、痛みはほとんどありません。

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仮性包茎

  • ・原因について
    通常時は亀頭に包皮がかぶさっている状態を仮性包茎といいます。この原因は、通常時の包皮が余りすぎていることや亀頭に包皮がひっかからないため元に戻ってしまうことが考えられます。
  • ・予防について
    恥垢が溜まりやすく悪臭の原因となり、性病になるリスクも高まります。亀頭包皮炎も起こしやすくなり、炎症を繰り返すことでカントン包茎に移行してしまう場合もあります。
  • ・治療について
    治療をしなくてもよいという考え方もありますが、見た目を良くしたい、衛生的に保ちたい、悪臭を防ぎたいなどお悩みを感じるケースでは手術をおすすめしています。治療は余分な包皮を切除して亀頭を露出させる手術になります。手術は局所麻酔をおこなうため、痛みはほとんどありません。

仮性包茎の詳細はこちら

カントン包茎

  • ・原因について
    包皮の口が狭いために亀頭を露出させると亀頭や陰茎が締め付けられる状態をカントン包茎といいます。この原因は、包皮の口が狭く勃起時の陰茎の太さまで広がらないためと考えられます。
  • ・予防について
    恥垢が溜まりやすく悪臭の原因になり、性病や亀頭包皮炎になるリスクも高まります。
  • ・治療について
    治療は包皮口の皮膚を切開して締め付けを解除する手術が必要となります。包皮口が狭いためむりに亀頭を露出させると締め付けを起こし、元に戻らなくなる危険がありますので早期に手術が必要です。手術は局所麻酔をおこなうため、痛みはほとんどありません。

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包茎の治療について年齢層ごとに解説

現在、包茎でお悩みの方の中には、「包茎はいったい何歳までに治療するべきだろうか?」とお悩みの方もいらっしゃると思います。

ここでは、以下の年齢層に分けて包茎手術を受けるべきかどうかについて解説します。

新生児の包茎について

包茎手術は早い方が良いと言われますが、新生児の場合は例外だと考えましょう。なぜなら、ほとんどの新生児は真性包茎だからです。

特に、初めての子供を出産した親御さんは、幼年期の男の子の体について、知識があまりないことが多いため、子供のペニスを見て少し焦ってしまうかもしれません。ただ、新生児の真性包茎は正常であり、成長するとともに少しずつ包皮は剥けてきます。

新生児や乳幼児の包茎が気になって無理に剥こうとすると、包皮が元に戻らずにカントン包茎になる場合があるため、むやみに新生児の包皮を剥くのは避けたほうが良いでしょう。

成人前の包茎について

「若年層の場合、成人になるまでは自然に包茎が治癒するので様子を見たほうが良い」と言われることがありますが、全ての場合において、様子を見たほうが良いとは限りません。
まず、先ほどもご紹介した通り「真性包茎」や「カントン包茎」の場合は、感染症や痛みを伴う場合がありますので、早急な治療をおすすめします。

幼年期の包茎は将来自然に治癒する可能性はありますが、成人前の包茎に関しては、思春期を境に、一度病院やクリニックを受診されて、今後の対策を考えることが望ましいでしょう。

成人の包茎について

成人後の場合はペニスの成長も止まり、包茎の状態が自然に改善される見込みが薄くなります。男性は、包茎をコンプレックスに考える方が多いです。女性とのトラブルや、その他の大きなショックを受けることで、ED(勃起不全)になる可能性もあります。成人男性の場合、できるだけ早い包茎治療が理想ですので、一度、包茎の専門医にご相談ください。

高齢者の包茎について

最近増えているのが、60代、70代で包茎手術を受ける方です。老後に介護を受けることを考えて、包茎手術を受ける方や、孫に見られたら恥ずかしいということがきっかけで包茎手術を受ける方が多いです。
また、男女比の逆転も1つの原因です。日本人の平均寿命は男女で異なり、女性のほうが約6歳長生きすると言われています。男性の平均寿命は81歳で健康寿命を考えると、さらに10歳ほど下がります。定年後に訪れるスポーツジムやカラオケの集まりなどは女性が多く、男性が少ないのが実情です。複数の女性から注目されるようになり、第二・第三の人生を開花させるシニア層も増えています。
包茎は何歳になってもコンプレックスです。高齢になっても包茎手術はできますので、ぜひ、包茎の専門医にご相談してみてはいかがでしょうか。

包茎の治し方はどこに相談をすればよいのか?

「包茎の治療を今すぐにでもしたい!」という方のために、包茎手術を行える医療機関を2つご紹介いたします。

病院

病院(主に泌尿器科)では、感染症や性病などさまざまな治療が可能です。包茎手術も可能ですが、一般的には、環状切開法による手術のみになります。環状切開法とは、亀頭を覆っている包皮を切開し、包皮を取り除き、切開部分を縫合する手術方法です。環状切開法は保険適用内の手術方法なため、手術費用を安価に済ませることができます。しかし、環状切開法は、傷跡としてツートンカラー(包皮の色にはっきり濃淡が出現すること)が起こるリスクがあります。

また、保険適用範囲の関係から、仮性包茎の手術は行わないという病院もあります。そのため、仮性包茎の場合は、包茎手術専門のクリニックがおすすめです。

包茎手術専門のクリニック

包茎や男性器の形は人さまざまです。包茎手術専門のクリニックでは、専門医が日々多くの施術を行いますので、技術や経験は豊富な傾向があります。メンズライフクリニックでは、「包茎手術に対して不安を持っている方」や、「どの包茎手術が良いのかお悩みの方」などのために、無料カウンセリング相談を受け付けております。「手術をした方が良いか」という相談だけではなく「手術跡が目立たないようにはどうしたらよいか」などデザイン面での相談ができます。

また、完全予約制で待合室がなく、全て個室で行うため、他の患者様に会うこともなくプライバシーが守られます。さらにスタッフはすべて男性のため、女性の目も気にする必要がありません。

包茎手術を真剣にお考えの方は、ぜひ一度、メンズライフクリニックにお越しください。

メンズライフクリニックの包茎治療とは

メンズライフクリニックでは、30年の経験を持った包茎専門医による包茎手術を行っています。メンズライフクリニックは包茎専門医による完全ハンドメイド手術でお一人ひとりに合った治療で自然な仕上がりを実現します。

機能的にも外⾒的にも美しく仕上げます

メンズライフクリニックは、高度な技術を誇る包茎専門医が包茎手術を担当いたしますので通常時はもちろん、勃起時のサイズも考えたうえで残すべき包皮の量を定めます。機能的にも外⾒的にも美しく仕上がるよう、慎重に⾒定めて切開線を決めてデザインを⾏います。包茎手術は⼀⽣に⼀度の治療で医師の技術力の差によって大きく結果が変わってきます。患者さまがご満足いただけるよう心がけていますのでお気軽にご相談をください。

メンズライフクリニックの包茎⼿術の技術力とデザイン力
包茎手術の詳細はこちら

包茎手術専門医が手術を行いますので
ご安心ください

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経験や技術力により痛みを
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男性スタッフが対応・お気軽にご相談ください

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まとめ

新生児は100%真性包茎のため治療の必要はありません。成長の過程で包茎が改善する可能性があるため、少しの間様子を見ましょう。

成人前は成長途中のため様子を見たほうが良い場合も多いですが、真性包茎やカントン包茎の場合は早急に包茎手術が必要になります。また、感染症や臭いがきつい場合は、仮性包茎であっても一度専門医に相談した方が良いでしょう。
メンズライフクリニックのような包茎手術専門のクリニックで、カウンセリングを受けることもおすすめします。

成人後の男性は成長も止まり自然治癒の可能性はかなり低くなりますので、できるだけ早く、手術を行うことをおすすめします。

高齢者の場合は、介護生活になった時や、お孫さんをお風呂に入れる時、第二・第三の人生を充実するために備えて、コンプレックスを無くすための包茎手術をしている方が増加しております。

包茎手術の詳細はこちら

多くの方が包茎で悩まれ、包茎手術という決断をします。患者様に来院後の感想を伺うと、「最初は恥ずかしさと不安でいっぱいでしたが、来院してみると、他の患者さんに会うこともなく、親身な相談でほっとした」などのお声をいただきます。そして包茎手術を終えた後は「自信がつきました」「彼女ができました」などの喜びのお声をいただきます。人によっては包茎が治りペニスを大きくしたいと再び来院される方もいらっしゃいます。
成人している方の包茎手術は、早く手術をされた方が良いに越したことはありません。悩みを持たれたら、まずは当院の無料カウンセリングをおすすめいたします。

DOCTOR

監修医師

奥村 康之
医療顧問
奥村 康之 医師

経歴

  • 2005年 和歌山県立医科大学医学部卒業後
  • 大阪大学医学部附属病院にて麻酔科、形成外科研修医勤務
  • 藤田保健衛生大学附属病院 形成外科所属
  • 2007年~大手メンズクリニック、美容クリニック勤務後、
  • 2012年11月~AGAスキンクリニック名古屋院の院長就任
  • 2018年8月~医療法人社団真美会理事長に就任
  • 2021年5月~メンズライフクリニック医療顧問に就任
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包茎

メンズライフクリニックについて

メンズライフクリニックは、全国に15院を展開している男性専門総合クリニックです。
納得のいく仕上がりが期待できる完全ハンドメイドの包茎手術や、薬剤の注入による亀頭増大、陰茎増大、早漏改善治療などを提供しています。
痛みを抑えた麻酔を目指し、完全予約制とオール男性スタッフの対応により、患者様のプライバシーにも配慮しています。これまでに10代~80代までの方がご来院されており、多くのご支持をいただけるまでになりました。
当クリニックでは20年以上の豊富な経験を持つ医師が、カウンセリングから術後のアフターケアまでを全力で行います。多数の症例を基にした無料カウンセリングは、親切・丁寧を心掛けておりますので、お気軽にご相談ください。

包茎手術の技術力