包茎と早漏の関係とは？

包茎と早漏は関係あるの？

包茎と早漏は関係している場合があります。早漏とは射精障害のひとつで、射精までの時間を自分でコントロールできない状態のことです。「すぐ射精してしまうので、性行為に自身が持てない」「早漏だと性交渉で女性を満足させられないと不安に感じる」などと、悩む方も少なくないでしょう。包茎や早漏にはさまざまな種類や原因があり、全てのタイプの包茎が早漏になりやすいとは限りません。包茎が早漏になりやすい理由や、包茎の種類による違いについて、下記で解説します。

包茎が早漏になりやすい理由

包茎の場合、普段は亀頭が皮で覆われているため、亀頭や周辺の部分は刺激に慣れていません。亀頭が露出している人に比べると亀頭や陰茎が敏感なので、ちょっとした刺激に耐えきれず、射精につながりやすくなります。性行為による強い刺激を受けると、過敏に反応して早漏になりやすいといえます。

包茎の種類による違い

包茎の方が、すべて早漏につながるわけではありません。包茎には、次の3つの種類があります。

・真性包茎
・仮性包茎
・カントン包茎

上記の中で仮性包茎の方は、早漏になりやすいと考えられます。亀頭の表面は、刺激に敏感な神経が密集しています。仮性包茎の場合、勃起した時だけ亀頭が露出するため、刺激を受けやすい状態です。その一方で真性包茎は、勃起しても亀頭が露出しない状態を指します。そのため、亀頭が強い刺激を受けにくいため、早漏にはなりにくいでしょう。そしてカントン包茎は、強引に包皮を引っ張れば亀頭を露出できるものの、包皮が元に戻らず亀頭が締め付けられてしまうタイプです。そのため、亀頭が露出した状態では強い痛みを伴い、性行為を続けるのは困難といえます。

早漏の原因とは？

早漏の原因は、主に精神的要因と刺激的要因の2タイプに分けられます。とはいえ、どちらか一方だけの要因ではなく、多くは両方に起因すると考えられます。早漏の悩みを解決するためには、自分がどのタイプなのか知ることが大切です。

精神的要因による早漏

若い方の早漏は、ストレスや緊張、不安など、精神的な要因によるものが多いとされています。「包茎だから早漏なのかも」といった思い込みによって、刺激に対してさらに敏感になってしまうケースは少なくありません。実際に刺激を受けていなくても、想像や妄想だけで射精してしまう場合があります。また、不安も早漏を引き起こす要因のひとつです。過去に性行為のトラウマがあると「今回も早く射精してしまうかも」と、不安を感じるケースが考えられます。不安や恐怖は交感神経を活性化するため、興奮しやすくなり、早漏につながってしまいます。

刺激的要因による早漏

刺激的要因による早漏は、亀頭の表面やその周りの皮膚の神経が敏感なため、ちょっとした刺激に耐えられず射精してしまうケースです。本来は性的な刺激を脳が受けとってから、射精の準備が始まります。しかし、刺激に敏感な場合、射精中枢が脳で性的刺激を感じる前に反応して、外部からの刺激だけで射精してしまいます。

その他の要因による早漏

精神的・刺激的要因以外に、中年以降の男性に多く見られる症状として、筋力低下による早漏があります。射精をコントロールする筋肉を「射精菅閉鎖筋」と呼びますが、年齢を重ねるとこの筋力が衰え始め、射精を我慢できなくなります。

包茎を治したら早漏は治る？

包茎の治療を行うと、亀頭が常に露出するようになります。亀頭が常に皮に覆われている状態に比べると、外からの刺激に慣れ、早漏が解消されるケースがあります。ただし、全ての早漏が治るわけではありません。自分がどのタイプの早漏なのか、よく検討する必要があるでしょう。

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まとめ

包茎や早漏にはさまざまな種類や原因があり、全ての包茎の方が早漏になるとは限りません。早漏の原因は、ストレスや緊張・不安などの精神的要因や、刺激的な要因、加齢による筋力低下などが考えられます。早漏の悩みを解決したい場合、まずは自分がどのタイプなのか知ることが大切です。当院では無料カウンセリングを行っていますので、早漏を改善するためにはどうしたら良いか、治療の必要性はあるのか知りたい方は、お気軽にご相談ください。