はじめに
「生涯、男として現役でいたい」男性なら誰しもがこう思うことでしょう。
しかし最近では、中高年層だけでなく20~30代の若い世代でもEDになってしまう人が増えています。EDは男性本人だけでなく、パートナーの女性にも関わることなので軽視できない問題といえます。
そんなEDの原因はさまざまですが、よく言われているものの1つに、タバコがあります。喫煙をするとEDになりやすくなるというウワサがあるのです。これは果たして本当なのでしょうか。今回は、タバコとEDの関係についてご紹介いたします。
タバコがEDの原因になるって本当!?
昔からよく囁かれてきた「タバコを吸うとEDになる」というウワサですが、結果から申し上げますと“事実”です。
タバコに含まれている二コチンには血管を収縮させる働きがあるため、喫煙をすると血液が固まりやすくなります。すると血行障害が生じやすくなり、性的刺激を受けても陰茎に血液が流れ込みにくくなります。勃起は陰茎内に血液がたくさん流れ込むことで生じる現象なので、血行不良になると勃起しにくくなるのです。
また、喫煙は男性ホルモンの分泌を乱す原因にもなるといわれています。男性ホルモンのバランスが乱れて分泌が現象すると、性欲減退が引き起こされるため、間接的にEDにつながってしまうのです。このことから、タバコは心身の両面からEDを引き起こすものだといえます。
1日における喫煙量が多いほどEDになるリスクが高まるという調査結果もあるため、喫煙の習慣を見直すことが大切です。
禁煙をしてEDを防ごう!
タバコはクールな大人の嗜好品というイメージもありますが、男性にとってコンプレックスとなるEDを引き起こす可能性があるものです。
もちろんEDの原因はタバコだけではありませんが、喫煙が一因になっていることは明確です。
近年では、国を挙げて喫煙による健康被害を示唆しています。禁煙ブームと言っても過言ではありません。EDを未然に防ぐことはもちろん、その他の体調不良や病気を防ぐためも含め、禁煙に挑戦してみてはいかがでしょうか。
まとめ
- ・百害あって一利なしと言われているほど、タバコはデメリットが大きいもの。
EDになると男性としての自信が低下していき、心身への大きなストレスがかかります。未然にEDを防ぐためにも、今回を機に禁煙を検討してみてくださいね。
タバコはED(勃起不全)のリスクファクターである。