CLOSE

column37

ED(勃起不全)のコラム医師監修によるED(勃起不全)についての記事

中折れとは?緊張が原因で勃たない時の対処法

はじめに

ED(勃起不全)とは、勃起障害とも呼ばれ勃起がうまくできなかったり、途中で萎えてしまったりすることをいいます。原因は心的負荷や生活習慣病、加齢などさまざまです。治療薬で改善を目指せる場合もあり、専門クリニックで薬の処方が可能です。本記事ではEDの症状や原因、対処法を解説します。

EDとは何か?原因や治療法を解説

EDとは何か

EDとはErectile Dysfunctionの略で、勃起障害・勃起不全を指し、勃起機能が低下している状態を指します。具体的な症状は後述していますが、勃起が不完全で満足に性行為ができないことがEDの条件です。したがって、勃起できない状態だけではなく、性行為中に萎えてしまい中折れや、勃起の有無にムラがあったりするなどもEDの症状に入ります。

EDは軽度から重度まで症状が幅広く、ストレスや加齢、病気によって起こるため原因はさまざまです。

こんな人はEDかも?

自分はEDかもしれないと、感じている方もいるでしょう。下記のような症状に心当たりがあれば、EDかもしれません。

  • ・性行為に緊張して勃起しない
  • ・勃起しても持続せず途中で萎えてしまう
  • ・勃起してもペニスがあまり硬くならない
  • ・毎回勃起できるわけではない
  • ・勃起しない

症状には個人差がありますが、1つでも当てはまればEDの恐れが高いです。

国内のED患者数と割合

2019年に行われた調査によると日本国内には、1,400万人以上がEDであるという結果が出ました。この人数は中等度EDと完全EDの数であり、ここに軽度のED患者数を含めると、2,800万人にも及ぶと考えられています。20代~30代の男性の7人に1人が、中等度以上のEDの問題を抱えているのです。これが40代になると6人に1人、50代では3人に1人と数が増えます。

EDの原因は?

EDはその原因によって、主に3つに分けられています。心因性ED・器質性ED・複合型(混合型)EDです。ここでは、EDの3つの原因について解説します。

心的負荷が原因

日常生活のストレスや疲労、性行為への緊張、不安など、心的負荷が原因のEDは、心因性EDと呼ばれます。精神的な負荷により、性的刺激や興奮に関して脳からペニスにそれらの情報がうまく伝わらず、勃起できなくなるのです。

心因性EDになりやすい年代と、その原因を下表にまとめました。

なりやすい年代 原因
20代~40代 ・満足に性行為ができない
・人間関係のストレス
・包茎などペニスへのコンプレックス
・性行為への緊張・トラウマ
・性欲が出ない
・性行為が億劫

心因性EDは、20代~40代によく見られます。性行為に関係するストレスだけではなく、日常生活のストレスも心因性EDを引き起こす原因となります。

心因性ED治療には治療薬の使用とともに、カウンセリングのような心理学の面から治療をすることもあります。

神経障害や動脈硬化などが原因

神経障害や動脈硬化、糖尿病、高血圧など、身体的な問題で起こるEDを器質性(きしつせい)EDといいます。血管や神経に障害がある場合や、内部分泌機能が低下していると、器質性EDが起こりやすいです。下表に器質性EDになりやすい年代と、その原因をまとめました。

なりやすい年代 原因
50代~60代 ・加齢や生活習慣病が原因の動脈硬化
・糖尿病
・高血圧
・外科手術や事故による血管の損傷
・内部分泌機能の低下によるテストステロンの減少

器質性EDは、加齢から起こる病気が原因となっていることが多いです。勃起はペニスにある、海綿体という組織に血液が流れることで起こります。しかし、血管や神経に障害があると、十分な血液が流れず勃起不全となってしまうのです。また、男性ホルモンであるテストステロンは勃起力に関係しているため、減少すると勃起しにくくなります。器質性EDは加齢が主な原因ですので、50代~60代の男性に多いです。

器質性EDの治療には、バイアグラなどのED治療薬が推奨されています。しかし、事故や手術が原因で血管や神経が損傷しており、治療薬で十分な効果が得られない場合は、ペニスに直接注射をして勃起を促すICI治療が選択肢に入ります。

EDの治療方法とは

EDの治療には、バイアグラなどの治療薬が用いられます。

下記では、治療薬について解説します。

治療薬の使用

ほとんどのEDの治療には治療薬が用いられ、バイアグラ・レビトラ・シアリスの3つが国内で主に使用されています。薬の服用で血管が拡張し、血流が促され勃起させやすくするのです。薬によって作用が出てくる時間は異なりますが、30分~1時間程度で効果が表れます。その際、薬を飲めば勃起するのではなく、性的刺激があって初めて勃起します。

治療薬は、ドラッグストアや薬局などでは市販されていません。インターネット上では輸入されたものが、個人向けに販売されていることもありますが、偽造医薬品が多く健康被害を受ける恐れがあります。必ず専門クリニックで診察を受けて、処方してもらいましょう。特に、他に服用している薬がある方は、併用を禁じられている薬と治療薬を飲み合わせてしまうと、悪影響が受けるリスクがあります。

ED治療を行うなら専門クリニックがおすすめ

EDの治療をするなら、専門のクリニックがおすすめです。泌尿器科や内科でも相談に応じてくれますが、専門のクリニックのほうがEDに対して医師の経験や知識も豊富で、患者さまにあった治療薬を処方してくれるので、安心して任せられるでしょう。また、医療機関によってはEDの専門外来を設けているところもあります。

メンズライフクリニックでは、オンラインで1錠から購入できますので、まずは一度試してみて、あの頃の硬さを取り戻してみてください。

感動しますよ。

ED治療のことはメンズライフクリニックへご相談を

ED治療は、専門クリニックの医師に任せるのが一番です。EDに特化しているからこそ、診察してきた患者さまの数も多く、患者さま一人ひとりに寄り添った治療が可能だからです。

EDの原因を正確に特定することは、専門家でなければ難しいといわれています。判断に迷ったら、まずは専門医にご相談ください。

まとめ

EDとは、勃起に障害がある状態です。勃起しないだけではなく、勃起しても途中で萎えてしまう中折れや、自慰行為では勃起しても性交渉になると勃起しないなど、その症状はさまざまです。原因もストレスや性行為への緊張のような精神的な負荷もあれば、血管や神経に障害があるなど、身体の損傷の場合もあります。EDの治療には、専用の治療薬が用いられることが多いですが、個人で購入はできないため必ず専門のクリニックを受診し、ご自身にあったものを服用しましょう。

自分はEDかもしれないと少しでも不安があれば、専門医にご相談ください。

DOCTOR

監修医師

宮﨑 元祥
東京・池袋院 院長
宮﨑 元祥 医師

経歴

  • 2014年3月 北里大学医学部医学科 卒業
  • 2015年4月 新潟県厚生連糸魚川総合病院にて臨床研修を開始
    臨床研修修了後、大手総合病院にて診療に従事
  • 2017年7月 メンズライフクリニック(旧六本木EDクリニック)を開設
  • 東京・池袋院 院長を務める
詳細はこちら

ADVICE

医師からのワンポイントアドバイス

POINTEDは根本的に治療することが大切です!

ED治療には一般的にED治療薬を利用されることが主流ですがこれは一時的にEDを改善するためであり根本的に勃起不全を改善できるわけではありません。次世代のED治療であるEDウェーブⅡを用いることで、ED治療薬を服用できなかった方や副作用が心配な方、ED治療を根本的に治療したい方におすすめの治療方法をご紹介します。

EDウェーブⅡの詳細はこちら

次世代のED治療(EDウェーブⅡ)
次世代のED治療(EDウェーブⅡ)

EDウェーブⅡの詳細はこちら

ED(勃起不全)

メンズライフクリニックについて

メンズライフクリニックは、全国に展開している男性専門総合クリニックです。
東京・池袋院ではED専門治療に特化した治療を提供しております。一般的にはED薬治療ですが、薬が服用できない方のために血管機能を回復させる低出力衝撃波ED治療(EDウェーブⅡ)を行いすべての患者様のお悩みが解決できるよう努めています。
患者様のお悩みに寄り添いプライバシーへの配慮を心掛け、大切なプライベートなお悩みをケアいたします。